施設の取り組み

● 日中おむつ使用率0%

信輪会では、業務の中で科学的介護を実践しています。その第一歩として、「日中おむつ使用率0%」を達成しました。

介護力向上講習会全国会場での「日中おむつ使用率0%達成」表彰式
(専任講師の国際医療福祉大学大学院教授 竹内孝仁先生との写真)
「日中おむつ使用率0%達成」表彰式 「日中おむつ使用率0%達成」表彰式

介護力向上講習会岐阜分校での「日中おむつ使用率0%達成」表彰式
「日中おむつ使用率0%達成」表彰式 「日中おむつ使用率0%達成」表彰式

● 歩く施設!

ハピネスビラ(るぴなすビラ)の歩行訓練を見たことがありますか?歩行器にしがみついて必死に歩いてる方、職員2人に両脇を抱えながら歩く方、拒否をして職員に説得されているかたもいます。初めて見る方には、「かわいそう」とか「そんなに無理をさせなくても・・・」と思われるかもしれません。車椅子で移動すれば、椅子に腰かけていれば、ベットに横になっていればどれだけ楽か、それは利用者さんだけでなく職員も同じです。では、なぜそこまでするのか?病気や怪我で歩くことが困難になり歩くことをしなくなってしまうと、意欲低下・便秘・食欲低下・不眠などさまざまな体調不良が表れ、認知症の進行や寝たきりの原因にもなるからです。
ハピネスビラ(るぴなすビラ)では、歩くこと(足を前に出すだけでも)可能な方には積極的に歩く訓練をします。一人で十分に歩くことが出来る方にも屋内・屋外でたくさん歩いていただきます。足が前にしか出なかった利用者さんが自ら体重を足に乗せることが出来たとき、歩行器にしがみついていた利用者さんが軽く支えるだけで歩けるようになったとき、利用者さんと職員で喜びを分かち合います。これが実用的な歩行にならなかったとしても、意欲低下・便秘・食欲低下・不眠などが解消され、利用者さんの施設での生活は快適となり、在宅復帰にも近づきます。
ハピネスビラ(るぴなすビラ)は、在宅復帰も目指す施設です。ご自宅での生活において歩行が出来るかどうかは利用者さんとご家族にはとても重要なことです。
どの程度の歩行が出来るかで本人・介護者の負担は大きく変わってきます。利用者さんが歩行できるよう、ハピネスビラ(るぴなすビラ)はこれからも歩行訓練を行っていきます。

 歩く施設