地域貢献事業

■環境方針と理念■

私達は、福祉事業を通じて、地域の方々とパートナーシップを育み、地球環境の保全のために積極的に活動を行っていきます。

【指針】

①ペットボトルのキャップを集めて、世界の子ども達にワクチンを送り届けます。
②3Rの推進によって、廃棄物の削減に取り組む。
③地球温暖化防止対策に努めます。
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※回収したキャップはエコキャップ推進協会に届けています。
※エコキャップ推進協会のキャップ回収実績はこちら


以下は、岐阜県社会福祉協議会より依頼のあった地域貢献事業についての記事です。

○ 活動実施の背景・実施にいたった理由

リサイクル活動ポスター特別養護老人ホームハピネスビラ内に「エコ・プロジェクト」委員会を設置したのが始まりでした。
この委員会の理念は、「福祉事業を通じて地域の方々とのパートナーシップをはぐくみ、地域環境の保全の為積極的に活動を行っていくこと」です。
また、環境方針として以下の3つを委員会で決定しました。1「ペットボトルのキャップを集めます」2「3Rの推進によって、廃棄物の削減に取り組みます。」3「地球温暖化防止対策に努めます。」そのことから、日々の活動として・リサイクル活動・エコキャップ集め・地球環境保全活動・地域清掃活動を行っています。
施設から、毎日出る再生可能な廃棄物を、何か地域の方に役に立つことが出来ないだろうか?との考えから、職員が飲んだペットボトルや、空き缶、そして、厨房から入居者様の食事の調理に使用した後の再生可能な廃棄物を集めることになりました。
また、委員会を設置することによって施設職員の地域貢献・環境問題等の意識改革にもなればとの思いもありました。「エコ・プロジェクト」委員会が、会議などでエコの必要性・活動を周知してもらい協力を求め、地域への貢献を形に残していきたいと思っています。

○ 実施内容

毎月1回、委員会を開催し進捗具合を確認するとともに、委員会のメンバーが中心となり、再生可能な廃棄物の回収作業を始めました。また、施設内にポスターを作成・掲示し職員に取り組みについての啓発を促しました。
月平均で、ペットボトルは約300本・空き缶は約150本を回収することができました。
集まったペットボトルと空き缶は、それぞれ地元のリサイクルセンターに持っていきポイントに交換していただきました。

○ 活動効果(利用者や職員、地域などの反応、影響)

地元の小学校に図書券を寄贈 輪之内町役場で輪之内町長に図書券を寄贈始めて、半年位の間は、職員の意識もそれ程高くはありませんでしたが、徐々に委員会活動も活発になり、施設内から出る廃棄物以外にも、職員の家庭から出るペットボトルや空き缶を施設に持ってきてもらうことになりました。その頃から、職員の活動に対する理解や、地域の中での施設と言う考えが芽生えてきたように思えます。
年度末には、委員会で年間の成果をどういう方法で、地域に貢献しようかと話しをした結果、ポイントを図書券に変えて、地域の子供達に福祉に関する本や、介護に関する本を購入していただくことにしました。
寄贈した小学校とは、このような交流から、別の意味で児童が施設に来ていただき、利用者様とのふれあいや、高齢者施設について児童一人ひとりが勉強していただき、施設側もびっくりいたしました。

 

○ 今後の展開

職員にとっても、大変貴重な勉強が出来る機会だと思っていますし、地域の方に、微力ながら貢献できる事業だと思っています。また、この事業をとおし施設内の日々の様子を、地域の方に情報発信できることが分かりましたので、継続的に続けていきたいと思っています。
また、法人内の別の施設にも今回のケースを参考にしながら、広げていきたいと思っています。